第12回(令和2年度)雀宮映画祭が開催されました。

 第12回雀宮映画祭が、令和2年12月12日(土)午前10時から、市立南図書館サザンクロスホールにて開催され、77名の来場者が映画を楽しまれました。

 

 平成21年から雀宮のまちづくりの一環として始めた『雀宮映画祭』は、令和2年現在で12年目を迎えることができましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、令和2年3月の映画祭が中止になってしまい、再開のめども立たない状況でした。

 しかし夏ごろから緊急事態が少しずつ緩和され、条件付きながらイベント等が再開できる状況が整ったため、地域の皆さんのご要望もあり実施に至りました。

 

 上映作品の『もういちど』は、江戸時代の末期、大火で妻子を失い、独り身となってとある長屋に流れ着いた元落語家が、長屋の気弱な少年に懇願され落語の稽古をつけるうち、落語家として再起する決意をする人情時代劇で、「笑点」でおなじみの林家たい平さんが主演を務めています。

 

 来場者の方々は、笑いあり涙ありの物語を十分に堪能されたようで、多くの方が笑顔でお帰りになりました。

 

 雀宮映画祭実行委員会の唐澤委員長は、「コロナ感染警戒の状況下、どのくらいのお客様が来てくれるか不安でしたが、思いのほか多くの方々にご来場いただき、感謝の思いでいっぱいです。これからも地域の皆様のために良い映画を上映していければと思っております」と話していました。