雀宮地区自治会連合会執行部及び雀宮地区市民センターは、平成28年9月14日(水)避難所HUG
(避難所運営ゲーム)を実施しました。毎年日本では、7月から10月にかけて接近・上陸する台風が多くなり、大雨、洪水、低地への浸水、暴風などによる被害が発生する場合があります。また、大地震が発生した場合でも、家屋の倒壊や火災などにより、被災した人々が避難所での生活を強いられることになります。もし、地域内で避難所が開設され、その運営をしなければならない立場になったとき、最初の段階で殺到する人々や出来事にどう対応すれば良いのでしょうか。避難所HUGは、避難所運営をみんなで考えるためのひとつのアプローチとして開発されたもので、避難所の年齢や性別や国籍、また、病気やケガ、ペットの同行などそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを
模擬体験するゲームです。この避難所HUGを体験した結果、避難所で発生する様々な課題に対応するためには、先ずその地域で起こり得るケースを事前に想定し、対応を考えておくことが重要であること、受付とは別に避難所運営本部(仮称)の早めの設置が必要であること、また、避難所運営には女性の視点・参加が大切であることなどを学びました。