小学校から消える「二宮金次郎像」

雀宮中央小学校
雀宮中央小学校

【ナニコレ雀宮NO.3】

「雀宮中央小学校 二宮金次郎像」雀宮3丁目

二宮金次郎像といえば、本を読みながら薪(まき)を背負って歩いている姿でおなじみでが,最近,全国各地の小学校から消えています。

金次郎像が消えていくのは,「像のように薪を背負ったまま勉強したという事実があるのか証明できない」こと,「児童が像の真似をして歩きながら本を読むと交通安全上問題がある」ことから,1970年代以降,校舎の建て替え時などに徐々に撤去され,像の数が減少しているそうです。

しかしながら,江戸時代,諸藩の危機を救い立ち直らせた二宮金次郎(尊徳)の功績は,いまも多くの人々に語り継がれています。 雀宮地区を北から南に流れる新川は,江戸時代後期に水不足で苦しんでいた地区のために,田川の水を堰き止めて,彼が設計して新しく作った人工川なのです。